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  株式会社カヤバの漆ブログ

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2024/11/26(Tue)06:27

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納品例:倉敷市旅館S特別室

2007/11/07(Wed)00:00


今回は倉敷市にある由緒ある旅館の特別室に、格子戸と花器を提案しました。

コーディネーターさんから、「漆を使いたい」とご相談を受けたのが昨年。

今回は空間を赤系の色でコーディネートされていたので、

漆の赤を格子戸や花器に提案しました。

まずはエントランスの格子戸。特別室の入り口です。

エントランスの格子戸

 

 

 

 






▲特別室の入口。玄関ホール側



格子戸:赤と黒の漆パネルを組み込んでいます











▲赤と黒の漆パネルがアクセントに


赤と黒の漆パネル(技法:布目)を格子に組み込みました。

格子戸全部に漆をかけるのもいいのですが、

この様に部分的に漆を組み込むだけでも雰囲気が出ます。


今度は花器。

特別室にあるお茶室の待合席に、漆塗りの花器(技法:目はじき(赤)/布目(黒))

を飾っていただきました。

現場写真がないので、納品前に撮った写真ですが・・・

漆塗りの花器











▲漆塗りの花器と、漆和紙を張ったバックパネル


現場の壁に傷をつけたくないという事で、

バックパネルを用意、そこに花器を設置する形にしました。

パネルと花器は簡単に取り外しができるので、パネルだけでも使えます。

格子戸に使った色に合わせて、赤と黒の漆で仕上げています。


今回の物件はデザインなどかなり自由にやらせていただけたので、

とてもやりがいのある仕事でした。

無事現場にも納まり、オーナー様も気に入っていただけたと聞き、ほっとしてい。

私もいつかお金持ちになったら(予定は未定です!)この特別室に泊まりに行きたい

なあと思っています(笑)


※写真は全てクリックすると拡大写真が出ます。是非大きな写真もご覧下さいね!


2008/5/21                                                                                文:向井絵美

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No.34|スタッフ日記Comment(0)Trackback()

納品例:インテリアショップの帰りにもう一物件・・・

2007/11/06(Tue)00:00


前回の日記に書いたインテリアショップの帰りに、昨年秋に納品した現場を見てきました。

カヤバウェブサイトの「最新情報」にも載せた現場なのですが、

写真を取り直したのでこちらでも掲載します。


納品先は岡崎の某ハウスメーカーのモデルハウス。

ユニットバスの洗面カウンターとミラー枠に漆を塗りました。

技法は布目乾漆粉

ミラーフレームと洗面カウンターに漆塗り
















漆塗りカウンター:布目乾漆粉
















漆塗りの技法は布目乾漆粉












布を貼って漆を摺り込み、乾漆粉という漆を粉末状にしたものを蒔き、磨いて仕上げます。

強度があり、見た目にも美しい仕上げです。

このグレードだと、コップで擦るなどの日常使いの摩擦には大丈夫

元々凹凸のある塗りなので、多少傷ついたり凹んだりしても目立ちません。


ただ、水廻りだからと言って、ここまで仕上げなければいけないわけではありません。

より”ベター”という事です。

拭き漆の様なさらりとした塗りでも水は弾きますし、酸・アルカリにも強いです。

多少の傷がついても、逆に拭き漆ならでは『味』になりますしね。


話が少し反れてしまいました。

漆を他の素材と組み合わせると一気にモダンな感じになって、

いい感じに男臭い(笑)空間に仕上がっていました。

う~ん、渋い!


そしてこのモデルハウスにも、うるしのあかりを飾ってもらっていました。

(※カタログにはない形です)

玄関を入ってすぐの和室で、「いらっしゃいませ」と言わんばかりに、

煌々と明かりを灯してお客様をお迎えしていて、

まるで家の主の様だなあと、思わず笑ってしまいました(笑)。


うるしのあかり
















※写真は全てクリックすると拡大写真が出ます。是非大きな写真もご覧下さいね!


2008/5/16                                                                                文:向井絵美

No.33|スタッフ日記Comment(0)Trackback()

納品例:岡崎市インテリアショップI内カフェ

2007/11/05(Mon)00:00


最近、ここ数ヶ月で納品した商品の施工写真を頂いたり、完成した現場を観に行ったりが

続いています。

暇を見て順番にアップしていきたいと思いますので、こまめにチェックしてくださいね(笑)


今回は、先月末にアートウォールドアを納品した、インテリアショップにお邪魔しました。

納品した場所は、ショップ内に新しくオープンした会員制カフェ。

まずは、お店に入って左手にこの一点↓


何とアートウォールドアが自動ドアに!















▲一見いつものアートウォールドアですが・・・


「あれ?ドアなのにハンドルや引き手がない?」

と思いませんでしたか?

なんと今回は自動ドアなんです!

いつも見慣れたアートウォールドアですが、実際に動く姿は圧巻!

開く姿をお見せできないのがとても残念!(中はパントリー)


もう一点、トイレの出入り口にもアートウォールドア。

グレーのコンクリート壁と黒漆のコントラストがかっこいい!

普通なら冷たい雰囲気になってしまう色の組み合わせですが、

共に素朴な質感なので、不思議と暖かい雰囲気に仕上がっていました。

照明の光で漆の刷毛むらが浮かび上がって綺麗でした。


トイレの出入口にもアートウォールドアが













 

▲トイレの出入り口にもアートウォールドア


カフェ内にうるしのあかりも飾って頂きました。

階段登ってすぐの特等席です!


うるしのあかり(Tall)















▲壁に映った光や影がいい味出してます


最後は少しお店の方とお話をしながら、

素敵な空間で、美味しいお茶をごちそうになりました♪

ありがとうございました!

アートウォールドアを納めたカフェでお茶











▲テーブルコーディネートもとても素敵でした


※写真は全てクリックすると拡大写真が出ます。是非大きな写真もご覧下さいね!


2008/5/14                                                                                文:向井絵美

No.32|スタッフ日記Comment(0)Trackback()

納品例:豊田市・創作和食店K

2007/11/04(Sun)18:02


2月末にオープンした創作和食のお店・K。

先日、デザイナーさんから施工写真を頂いたのでアップします!


漆塗り:姫子パネル















姫子パネル・赤(これは自社内で撮影)つぶつぶした表面が特徴の漆塗りです。
 パネルの裏から花が生けられる様に穴が開いています


店舗のエントランスに使われました















▲店舗のエントランスに設置。とてもインパクトがあります


漆和紙を貼った間仕切










▲漆和紙を張った間仕切りパネル。重厚感があります

※写真をクリックすると、拡大します。



今回は大胆に漆を使っていただきました。

小さくてもそれなりにインパクトのある漆塗りですが、

これだけ大きいものだと迫力があります。

う~ん、かっこいい!

自社で塗り上がってきたパネルを見た時も「綺麗だなぁ」と自画自賛していたのですが、

現場の計算された空間に納った写真を見た時、

「さすがプロの技だなあ~」と感心してしまいました。


デザイナーさんやコーディネーターさんと仕事をすると、

私達にはない発想で、漆を取り入れようとしてくださります。

いつもデザインについて教えて頂いているような気分になります。

どんな相談でも構いません。

気軽にお問い合わせくださいね!

私達ももっと勉強しなくてはと思っていますので!


2008/4/25                                                                                 文:向井絵美

No.30|スタッフ日記Comment(0)Trackback()