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2024/11/26(Tue)08:37
株式会社カヤバの漆ブログ
2024/11/26(Tue)08:37
2007/11/07(Wed)00:00
今回は倉敷市にある由緒ある旅館の特別室に、格子戸と花器を提案しました。
コーディネーターさんから、「漆を使いたい」とご相談を受けたのが昨年。
今回は空間を赤系の色でコーディネートされていたので、
漆の赤を格子戸や花器に提案しました。
まずはエントランスの格子戸。特別室の入り口です。
▲特別室の入口。玄関ホール側
▲赤と黒の漆パネルがアクセントに
赤と黒の漆パネル(技法:布目)を格子に組み込みました。
格子戸全部に漆をかけるのもいいのですが、
この様に部分的に漆を組み込むだけでも雰囲気が出ます。
今度は花器。
特別室にあるお茶室の待合席に、漆塗りの花器(技法:目はじき(赤)/布目(黒))
を飾っていただきました。
現場写真がないので、納品前に撮った写真ですが・・・
▲漆塗りの花器と、漆和紙を張ったバックパネル
現場の壁に傷をつけたくないという事で、
バックパネルを用意、そこに花器を設置する形にしました。
パネルと花器は簡単に取り外しができるので、パネルだけでも使えます。
格子戸に使った色に合わせて、赤と黒の漆で仕上げています。
今回の物件はデザインなどかなり自由にやらせていただけたので、
とてもやりがいのある仕事でした。
無事現場にも納まり、オーナー様も気に入っていただけたと聞き、ほっとしてい。
私もいつかお金持ちになったら(予定は未定です!)この特別室に泊まりに行きたい
なあと思っています(笑)
※写真は全てクリックすると拡大写真が出ます。是非大きな写真もご覧下さいね!
2008/5/21 文:向井絵美
No.34|スタッフ日記|Comment(0)|Trackback()
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