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2024/11/26(Tue)09:26
株式会社カヤバの漆ブログ
2024/11/26(Tue)09:26
2007/10/09(Tue)11:58
「漆ってどんな色ができるの?」
漆の話をしているとお客様からよく聞かれます。
「真っ白と淡い色や発色のいい色以外ならできます」
昔は、『黒,赤,黄,緑,うるみ』5色の系統色しか作れなかったそうですが、
現在は様々な顔料が開発され、色んな色が出せる様になりました。
漆の色は漆の原料は?で書いた様に、透漆に顔料を混ぜて作ります。
透漆自体は飴色なので、最初はどうしても少し鈍い色に仕上がってしまいます。
だから、漆に真っ白の顔料を混ぜてもこんな仕上がりに・・・
▲木口面に白漆が塗ってあります
これが漆の白、実際の色はベージュです。
ただ、どんな色でも時間が経つと漆が透けて鮮やかになってきます。
白も同様です。
ジーンズや革製品の様に自分で育てる事ができるのも、漆の1つの魅力です。
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